組織について
岐阜県漁業協同連合組合について
漁協の活動
我々漁業協同組合は、岐阜県知事から漁業権免許を受け、内水面の水産資源を持続的に利用するための活動を行っています。
岐阜県は”海なし”県であり、水産業といえば河川漁業が大部分を占めています。
河川は海とは異なりきわめて規模が小さく、再生産能力が微弱なため、なんのルールもなしに魚を取り続けるとあっという間に資源が枯渇してしまいます。
そのため、それぞれの河川に合った禁漁区や解禁日などを取り決めたり、組合員の負担や遊漁料などを種苗放流のための資金にあてることで、限られた水産資源を適切に利用しています。
漁連の仕事を紹介します
・内水面水産資源の持続的利用に係る放流用種苗の確保
各漁業協同組合の増殖事業のスムーズな実施のため、河川放流用のアユ等種苗を確保し、漁協に斡旋しています。
・漁場環境の保全と漁業被害対策の実施
漁協と協力して漁場環境の浄化及び保全並びに漁業被害の未然防止に努力します。
・釣人感電事故防止委託事業の実施
中部電力(株)の委託により、送電線が河川を横断している箇所のパトロールを漁協と協力しながら実施しています。
・鰻生息環境改善支援事業の実施
ウナギの隠れ家としての効果が期待されている「石倉カゴ漁礁」を河川に設置して、ウナギの保全効果を検証します。
・カワウ等被害対策の実施
ほぼ県内全域に生息域を拡大し県内河川漁業に大きな被害を与えているカワウについて、ねぐら調査や駆除活動を行っています。最近ではドローンの活用も検討しています。
・遊漁者対策の実施
新たな釣り人の創出のため、女性限定の釣り大会の開催の他、遊漁者に対する漁業諸規則違反の未然防止、河川環境の美化推進、釣りマナー向上等の啓蒙を行っています。
・組合の指導、教育情報の提供
漁協運営などの諸問題を円滑に処理するため、必要に応じて研修会を開催しています。
・岐阜県農業フェスティバルへの参画
岐阜県農業フェスティバルにおいて、魚のタッチプールやミニ水族館を出展します。
組織概要
会社名 | 岐阜県漁業協同組合連合会 |
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所在地 | 〒500-8384 岐阜県岐阜市薮田南1丁目11番12号 |
電話番号 | 058-272-3931 |
FAX番号 | 058-272-3965 |
代表者 | 代表理事会長 尾藤義昭 |
法人生年月日 | 昭和25年5月9日 |
出資金 | 39,165千円 |
役職員 | 理事10名、監事2名、職員7名(パート含む) |
業務内容 | 購買事業、指導事業他 |
沿革
S24.11.28 | 創立総会を開催する(参加22漁協) 事務所を岐阜市御杉町6番地2に置く。 |
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S24.11.29 | 農林大臣へ設立認可について申請する。 |
S24.12. 3 | 農林省指令24水第12819号をもって設立認可される。 |
S25. 5. 9 | 設立登記を完了する(法人成立)。 |
S26. 5.26 | 岐阜県水産業会の財産処分について岐阜県指令26食第655号をもって認可を受ける。 |
S30. 1.17 | 水産会館竣工式を挙行する。 |
S36. 4.11 | 3水産業会の資産並びに負債譲受について岐阜地方裁判所の認可を受ける。 |
S45. 2.20 | 旧水試跡地について県と売買契約を締結する。 |
S46.10.28 | 東海フーズ協業組合から、交換契約により養魚場を取得する。 |
S46.11. 1 | 揖斐郡揖斐川町において水産事業所を設置し、アユの蓄養・養殖及び加工を開始する。 |
S47. 1.11 | 事務所を岐阜市薮田大字竹石1021番地1の新水産会館に移転する。 |
S47. 1.27 | 新水産会館竣工式を挙行する。 |
S49. 9.14 | 土地改良事業により住所を岐阜市薮田1丁目101番地に変更する。 |
H 5. 3. 1 | 住居表示実施により住所を岐阜市薮田南1丁目11番12号に変更する。 |
H13.11.30 | 水産事業所を閉鎖する。 |
H22. 2.28 | 水産会館外壁の修繕工事を完工する。 |
H26. 3.15 | 土水産会館バリアフリー化に伴う改修工事を完工する。 |